投稿日:2025年04月04日/更新日:2025年04月04日

【2025年】関西の花見スポット10選!名所から穴場まで紹介

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関西は、桜の名所が豊富です。

特に大阪や京都、奈良などでは、歴史的な名所や自然豊かなスポットが桜とともに美しく彩られます。

本記事では、関西の花見スポット10選を紹介します。

桜の季節に素敵な思い出を作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

関西の花見スポット10選

ここからは、関西の花見スポット10選を紹介します。

見頃時期や桜の本数も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

1. 淀水路の桜丨京都

淀水路の桜は、京都市伏見区に位置する桜の名所です。

2002年に伊豆から取り寄せた苗木を植えたのが始まりです。

現在、約300本の桜があり、そのうち約200本が河津桜となっています

早咲きの河津桜は2月中旬から見頃となり、濃いピンク色が鮮やかで3月末近くまで楽しめますよ。

特に、淀水路の遊歩道を散策しながら桜を観賞できるのが魅力です。

アクセスは京阪電気鉄道京阪本線の淀駅から徒歩10分、または京滋バイパス久御山淀ICから車で約3分。

桜並木は、春の訪れを告げる象徴として多くの観光客に親しまれています。

2.七谷川・和らぎの道の桜丨京都

七谷川・和らぎの道は、京都府亀岡市にある桜の名所です。

七谷川周辺には約1キロにわたって約1,500本の桜が咲き乱れ、美しい桜並木が続きます

隣接するさくら公園には28種類約280本の桜が植えられており、多彩な桜を楽しめるのが魅力です。

2025年3月25日から4月10日には「亀岡さくらウィーク」が開催され、ライトアップも行われます。

また、七谷川野外活動センターでは花見をしながらバーベキューを楽しむことも可能です。

家族や友人と一緒に、リラックスした時間を過ごせるでしょう。

アクセスはJR亀岡駅から亀岡市ふるさとバスで七谷川停留所下車すぐです。

3.嵐山丨京都

嵐山は、京都市右京区と西京区に位置する桜の名所で、特に渡月橋周辺が有名です。

ここでは、合計約1,500本のヤマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラなどが美しく咲き乱れます

嵐山は13世紀に後嵯峨上皇が吉野山から桜を移植したことが始まりで、歴史的な景観が残る地域です。

春には、桜の見頃を迎える3月下旬から4月上旬にライトアップが行われ、夜桜を楽しめます。

アクセスは、京福嵐山駅から徒歩5分、JR嵯峨嵐山駅から徒歩10分です。

4.御室(仁和寺)の桜丨京都

御室(仁和寺)の桜は、京都市内で遅咲きの名所として知られています。

金堂前のソメイヨシノや観音堂前のヨウコウザクラ、緑色の花を咲かせる御衣黄(ぎょいこう)など、多彩な桜を見られるのが魅力です。

中門以北の西側には、国の名勝に指定されている御室桜があります。

御室桜は樹高が約2メートルと低いため、目の前で桜を楽しめるでしょう。

2025年3月22日から5月6日には、御室花まつりが開催されます

期間中、特別入山料として大人500円が必要です。

御室桜の見頃は例年4月上旬から中旬で、江戸時代から「民衆の桜」として親しまれています。

アクセスはJR京都駅から市バス26号系統で約40分、御室仁和寺停留所下車すぐです。

5.吉野山(下千本)の桜丨奈良

吉野山は、世界遺産として知られる桜の名所です。

山桜を中心に、約3万本の桜が下千本・中千本・上千本・奥千本の4箇所に密集しています。

下千本エリアは標高が低いため、4月上旬から中旬にかけて咲き始めます

特に七曲り坂や昭憲皇太后御野立所辺りで、「千本桜」といわれる桜群の美しい景色を楽しめるでしょう。

アクセスは近鉄線吉野駅からロープウェイを利用し、吉野山駅からすぐです。

また、夜桜のライトアップも行われ、特別な雰囲気を楽しむことができますよ。

6.造幣局の桜の通り抜け丨大阪

大阪市北区にある造幣局の「桜の通り抜け」は、全長約560メートルの通路に約140種類、340本の桜が咲き誇る名所です。

特に遅咲きの八重桜が多く、関山や普賢象、大手毬など珍しい品種も見られます

2025年は4月5日から11日まで開催され、事前予約制で入場する必要があります。

アクセスは、地下鉄・京阪電鉄天満橋駅から徒歩約15分です。

夜桜も楽しめ、ライトアップが行われます。

造幣局内には駐車場がないため、公共交通機関を利用するとよいでしょう。

7.花博記念公園 鶴見緑地の桜丨大阪

花博記念公園鶴見緑地は、大阪市鶴見区にある広大な公園です。

桜の名所として、多くの人から注目されています。

特に2月下旬から見頃を迎える河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノなどが季節ごとに園内を彩るのが魅力です。

園内には約1,100本の桜があり、そのうちソメイヨシノが過半数を占めています。

大池周辺や山のエリアでは、桜のトンネルを散策したり、バーベキューをしながら花見を楽しむことも可能です

アクセスは、Osaka Metro鶴見緑地駅から徒歩すぐです。

また、国際庭園や日本庭園も楽しめます。多彩な植物が咲く花博記念公園は、春の訪れを感じるのにおすすめです。

8.大阪城公園丨大阪

大阪城公園は、関西を代表する桜の名所で、園内には約3,000本の桜が咲き誇ります。

特に西の丸庭園はソメイヨシノを中心に約300本の桜が植えられており、有料で入場可能です。

夜には桜のライトアップが行われ、天守閣と桜のコラボレーションが見どころとなっていますよ

例年の見頃は、3月下旬から4月中旬です。

2025年は3月22日から4月13日まで「観桜ナイター」が開催されます。

アクセスは、JR大阪環状線「大阪城公園駅」や地下鉄谷町四丁目駅から徒歩圏内です。

9.おの桜づつみ回廊の桜丨兵庫

おの桜づつみ回廊は、兵庫県小野市にある桜の名所で、西日本最大級の規模を誇ります

全長約4キロにわたる桜並木には、ソメイヨシノ、大島桜、思川、八重紅枝垂、エドヒガンなど5種類の桜が上流から下流へ順に開花します。

特に田んぼの水面に桜が映り込む「逆さ桜」は幻想的で、人気の撮影スポットです。

また、夜桜のライトアップも実施され、幻想的な雰囲気を楽しめます。

アクセスはJR・神戸電鉄粟生駅から徒歩15分、または山陽自動車道三木小野ICから車で約15分です。

見頃は例年3月下旬から4月上旬で、ライトアップは4月1日から8日まで行われます。

10.夙川河川敷緑地(夙川公園)の桜丨兵庫

夙川河川敷緑地は、兵庫県西宮市にある桜の名所で、1949年に辰馬卯一郎市長の提唱で1,000本の桜が植えられました。

現在はソメイヨシノを中心に約1,660本の桜があり、山桜や大島桜、関山なども楽しめます。

夙川公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、川の両岸に南北2.8キロにわたる桜並木が続きます

アクセスは、阪急神戸線夙川駅やJRさくら夙川駅から徒歩すぐです。

公園では、桜のトンネルを散策したり、芝生でお花見を楽しむことができますよ。

ただし、バーベキューは禁止となっているため、検討している方は別の場所を選んでください。

まとめ

関西は、春の訪れとともに多くの美しい桜の名所が咲き誇ります。

京都では、淀水路や嵐山、御室(仁和寺)、大阪では造幣局や花博記念公園鶴見緑地、大阪城公園が桜の名所として知られています。

兵庫県では、おの桜づつみ回廊や夙川河川敷緑地が西日本最大級の桜並木を誇り、訪れる人々を魅了しています。

関西の桜は、早咲きから遅咲きまで多彩な種類があり、長い期間にわたって楽しめるのが魅力です

春の訪れとともに、ぜひ本記事で紹介した名所を訪れてみてください。