ゴールデンウィークの九州は、人気観光地が混雑しがちですが、まだまだ知られていない穴場スポットが豊富にあります。
春の九州は新緑や花々が美しく、絶景や歴史、温泉、自然体験など多彩な楽しみ方ができるのが魅力です。
今回は、
地元の人にも愛される九州の穴場スポット10選を徹底解説します。
ゴールデンウィークの旅先選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

九州のゴールデンウィークの穴場10選
九州には、あまり知られていない穴場スポットが豊富にあります。
ここからは、おすすめの穴場スポット10選を詳しく見ていきましょう。
1. 海の中道海浜公園(福岡)
福岡市東区にある海の中道海浜公園は、春になると約1万5000平方メートルの小高い丘に150万本ものネモフィラが咲き誇る絶景スポット!
見頃は4月中旬から下旬で、空と花が織りなす美しい景色が広がります。
ネモフィラの品種は「インシグニスブルー」で、英名は「ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い瞳)」。
園内ではサクラやチューリップ、バラなど他の花々も楽しめ、春の訪れを存分に感じられます!
入園料は大人450円、中学生以下は無料。
アクセスも良く、駐車場も広いので家族や友人とのおでかけにもぴったりです。
春の福岡で、青い花畑に癒されるひとときを過ごしてみてください。
2.黒木の大藤(福岡)
黒木の大藤は、八女市の素盞嗚(すさのお)神社の境内に広がる、約3,000平方メートルもの圧巻の藤棚が自慢の名所です。
樹齢600年以上と伝わる大藤は、国の天然記念物にも指定されています!
毎年4月中旬から5月上旬にかけて1メートルを超える紫色の花房が垂れ下がる姿は絶景。
開花時期には「八女黒木大藤まつり」や、物産展やライトアップ、地元グルメの出店などイベントも開催されています。
藤の甘い香りと幻想的な紫のカーテンに包まれながら、春の訪れを感じられますよ。
アクセスも良く、駐車場も完備されているので、家族や友人とのおでかけにもぴったり。
春の九州で一度は訪れたい、感動の藤スポットです。
3.のこのしまアイランドパーク(福岡)
のこのしまアイランドパークは、福岡市からフェリーで10分の能古島にある、花の楽園です!
春は特にハイシーズンで、リビングストンデージーやポピーが5月中旬まで見頃となっています。
カラフルな花畑が広がるパノラマ花壇は、博多湾の絶景と一緒に写真映えもバッチリです。
園内にはアスレチックやミニ動物園もあって、子ども連れや友達同士でも一日中楽しめるのが魅力です。
入園料は高校生以上1,500円、小中学生800円、3歳以上500円。
アクセスも姪浜渡船場からフェリーとバスで20分ほどと気軽に行けるので、ちょっとした小旅行気分で春の花を満喫したい人におすすめです!
4.風頭公園(長崎)
風頭公園は、長崎市の中心部から少し足を伸ばした標高約151メートルの小高い丘にある、地元民にも愛される展望スポットです。
ここからは長崎港や市街地が一望できて、特に夕暮れ時や夜景はロマンチック!
園内には坂本龍馬像が立っていて、龍馬ファンの聖地としても有名です。
春は約350本の桜、初夏には2,500本ものあじさいが咲き誇り、季節ごとに違った表情を楽しめるのも魅力。
ハタ揚げ(凧揚げ)の名所としても知られていて、広い芝生や遊具もあるから家族連れにもぴったりです。
アクセスは長崎駅からバスで約20分、バス停から徒歩5分と意外と行きやすいのもポイントとなっています。
5.しまばら火張山花公園(長崎)
しまばら火張山花公園は、長崎県島原市にある広さ10ヘクタールの花公園です。
雲仙普賢岳や平成新山をバックに、春は約1,000万本の菜の花、200本の桜、5月には500万本のポピーが一面に咲き誇る絶景が楽しめます。
園内には散策路や映えスポットもたくさんあって、どこで写真を撮ってもSNS映え間違いありません。
春の「花まつり」期間中は地元グルメの出店や夜桜ライトアップもあり、昼も夜も楽しめるのが魅力です。
入園料は大人300円(高校生以下無料)とお手頃で、駐車場やトイレも完備。
家族や友達、ペット連れでものんびり過ごせる、春の島原で絶対行きたい花スポットです!
6.杖立温泉鯉のぼり祭り(熊本)
杖立温泉鯉のぼり祭りは、熊本県小国町の杖立温泉で毎年春に開催される名物イベントです。
杖立川の上空を約3,000匹以上のカラフルな鯉のぼりが泳ぐ光景は圧巻。
温泉街の湯けむりと相まって、ここでしか見られない春の絶景が広がります。
※毎年 4月1日〜5月6日まで開催されていますが、2025年は開催期間が例年より早まり、3月25日〜4月24日までとなりました。
7.青の洞門のネモフィラ(大分)
青の洞門のネモフィラは、大分県中津市の春限定の絶景スポット!
毎年4月中旬から5月上旬にかけて、青の洞門の対岸にある田んぼが一面ネモフィラの青で染まります。
深い緑の山国川や奇岩「競秀峰」の新緑と、ネモフィラのブルーが織りなすコントラストは見事です。
地元の有志が「青の洞門を青に染めるプロジェクト」として2012年から始めた取り組みで、今では80万本ものネモフィラが咲き誇っています。
入場は無料で、駐車場も完備。
GWにはイベントや限定スイーツも登場するので、家族や友達とピクニック気分で訪れるのもおすすめです。
8.両子寺(大分)
両子寺(ふたごじ)は、大分県国東市の両子山中腹にある、歴史と自然が調和したパワースポットです!
苔むした参道を進むと、国東半島最大級の仁王像が迎えてくれて、足をさすると足腰が強くなるというご利益もあります。
境内の護摩堂には、鎌倉時代作と伝わる不動明王がご本尊として祀られ、毎月28日には護摩焚きも行われます。
さらに奥の院には千手観音が安置されていて、子授けや安産祈願の寺としても有名です。
奥の院裏の洞窟からは不老長寿の霊水が湧き出し、神秘的な雰囲気が漂います。
紅葉や新緑の季節は特に美しく、森林浴も楽しめるので、自然と歴史、仏教文化を一度に味わいたい人にぴったりの穴場スポットです。
9.見帰りの滝(佐賀)
見帰りの滝は、佐賀県唐津市にある日本の滝百選にも選ばれた名瀑で、九州最大級の落差を誇るダイナミックな滝です。
滝の周辺は見帰りの滝公園として整備されていて、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々の自然美が楽しめるのも魅力です。
特に6月には約50種類・4万株ものアジサイが咲き誇り、「あじさいまつり」も開催されて大賑わい!
夜にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
駐車場や遊歩道も整っているので、家族や友達と気軽に訪れやすいスポット。
滝の迫力とアジサイのコラボは写真映えも抜群で、初夏の九州旅にぴったりの穴場です。
10.丸尾滝(鹿児島)
丸尾滝は、鹿児島・霧島温泉郷の国道223号沿いにある、高さ23メートル・幅16メートルの超ダイナミックな滝!
上流の栄之尾温泉や硫黄谷温泉など、温泉水が集まって流れ落ちる全国でも珍しい「湯の滝」で、冬は湯けむりが立ち上る幻想的な光景が楽しめます。
秋は紅葉、春は新緑、夜はライトアップと、季節ごとに違った表情を見せてくれるのも魅力。
滝壺が乳青色に染まることもあり、写真映えも抜群です。
駐車場からすぐアクセスできるので、家族連れやドライブ途中の立ち寄りにもぴったり。
霧島温泉市場から歩いて5分ほどなので、温泉とセットで楽しむのもおすすめ。鹿児島観光の穴場スポットとして、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
九州のゴールデンウィークには、混雑を避けてゆったり楽しめる穴場スポットが豊富にあります。
春の花絶景や新緑、歴史や温泉、自然体験など、バラエティに富んだ楽しみ方ができるのが魅力です。
家族や友人と一緒に、地元の人にも愛される絶景やイベント、パワースポットを巡れば、忘れられない思い出になるでしょう。
本記事を参考に、九州の新たな魅力を発見する旅に出かけてみてください!
