【心理学】自虐的フレーズで自己防衛する人の落とし穴

あなたは、人間関係が得意な方ですか?それとも苦手な方ですか?相手に不快な思いをさせないよう、あるいは敵対心を持たれないよう、無意識のうちに何らかの心理的なテクニックを使いながら人と会話をしている人も多いかもしれませんね。

そんなテクニックの1つに「自虐的なフレーズを言う」というものがあります。あなたにもなんとなくそんな手を使った経験、ありませんか?

自虐的なことを言うと、相手が警戒心を解いてくれたり、親しみを感じてくれたりしそうなので、ついつい「自分なんて」的な発言をするのがクセになってしまっている人もいるかもしれませんが…、こちらでは、そこに潜んでいる意外な落とし穴について解説していきます。

1.褒め言葉は受け止めた方が好印象に繋がる

自虐的な発言をするのがクセになってしまっている人は、たとえば「その服、素敵ですね!」と褒めてもらえた時、咄嗟に「全然そんなことないですよ、こんなのめちゃくちゃ安物ですし…」なんて、否定的なことを言ってしまいがち。

謙遜をすることで、相手に好印象を与えようと頑張っている現れなのかもしれませんが、褒めた方としては、せっかく渡した「言葉の花束」を、バサッと叩き落とされたような、なんとも言えない寂しい気持ちを味わうことになってしまいます。

あなたを喜ばせたくて、笑顔にしてあげたくて「素敵ですね」と言ったのに「安物ですから」と一蹴されてしまったら、どんな表情を見せて良いか困ってしまうことにもなります。

褒めてもらえた時は、多少照れ臭くても「ありがとうございます」と素直にその言葉を受け取りましょう。素敵であることを自分で認める意味で言うよりも、わざわざ褒めてくれた優しさや気遣いに対して「ありがとう」を伝えるイメージで良いです。

2.相手の価値まで下げてしまうかもしれない

自分のことを自虐的なフレーズで貶める時、あなたは自分だけを蔑んでいるつもりかもしれませんが、実は相手の価値も同時に下げているかもしれないことに気づきましょう。

たとえば、デートをする場合、相手はあなたのためにその日のスケジュールを空け、あなたのためにお化粧をして、素敵なコーディネートを考えて、その場まで来てくれているわけです。

もし、あなたが自虐的なフレーズ通りの「大したことない人物」だとしたら、そんな人物のために、時間とエネルギーを割いている相手も「大したことない人物の仲間」になってしまいます。

自虐的なフレーズを言う時、相手は「そんなことないよ」なんてフォローしてくれたり、笑ったりしてくれるかもしれませんが、実は自分だけでなく相手に対しても失礼なことを言ってしまっていると気づいた方がいいでしょう。

3.自分の波動を下げてしまわないように注意

「波動」というとわかりにくいかもしれませんが、これはいわゆる「オーラ」や「テンション」に近い類のものです。

「キレイだね」「カワイイね」「美しいね」と人間から声を掛けられて育った花が、本当にキレイに育つという話をご存知でしょうか?

逆に醜くて汚い言葉、悪口や罵詈雑言を浴びせられて育った花は、元気がなくシュンとしおれてしまい、その言葉通りの見た目に育ってしまう、なんて実験結果があったりします。

それくらい、言葉が持っているエネルギーは計り知れず、とても強力なのです。これはスピリチュアルな世界において「言霊(ことだま)」と呼ばれていたりします。

自虐的な発言をすることで、あなた自身のオーラが濁り、変な匂いを発するようになっていってしまったら…、と想像すると怖ろしくはないでしょうか?

かといって、自ら「俺ってカッコイイでしょ?」「俺の肌、キレイだと思わない?」「オーラがハンパないって自分でも思うんだ」なんて言葉を、自分から吐く必要はありません。それをやってしまうと「痛い人」になってしまいますので…。

謙虚であることは確かに美徳であり、素晴らしいことなのですが「いやいや、そんな…」なんて、可愛らしく照れる程度にしておきましょう。

「俺なんてブサイクだし」とか「ただの引きこもりだから」とか「バカだし、貧乏だし、無能だし」といったように、マイナスな波動が強い言葉で、自分を表現しないようにしてください。

まとめ

人間関係について気にするタイプの人は特に、自虐的なフレーズで自己防衛をしようと頑張ってしまいがちです。

しかし、自虐をすることによって、相手に寂しい思いをさせてしまったり、相手の価値まで下げてしまったり、自分の波動を著しく下げてしまったりする可能性もありますから、謙遜をするのもほどほどにしておきましょう。

もちろん、自慢話や武勇伝を偉そうに語ってしまうのはNG!バランス、さじ加減が難しい、と思うかもしれませんが、大事なのは相手からの言葉による好意をちゃんと受け止めてあげること、そして相手にふさわしい最高の自分であることを心の中で意識することです。

ページの先頭へ戻る